日々、新しくされていく
さて、十字架によって解放されたあなたですが、ここからは、もう一つ、大事なことがあります。
それは、日々、正しい選択をすることです。
自由とは、選択権を得た、という意味です。ここからは、霊と肉、どちらを選択するかはあなた次第です。
たとえば、民主主義の国では、人々に選挙権があります。
これは強制的に特定の候補者に投票する義務ではありません(それは独裁国家です)。
そうではなく、誰に投票しても良く、投票しなくても良い、それが権利です。それが自由です。
同じように、あなたは無理やり強制的に霊を選ばされるのではなく、あくまで自由意志で選択できるのです。
創造主である神は私たちを愛しているので、命令通りに強制的に動くロボットにはしません。
むしろ本当の自由を与え、その自由の中で私たちが主体的に神の御心を選ぶようにと願っているのです。
神にとっても、それが喜びなのです。
自由になった今、もはや肉に従う義務はありません。肉はあなたの許可なしに、強制的に魂に侵入することはできません。
ですから、兄弟たち。私たちは、肉に従って歩む責任を、肉に対して負ってはいません。(ローマ8・12)
けれども、もしあなたが自ら再び肉を選ぼうと思えば、選べるのです。
兄弟たち。あなたがたは、自由を与えられるために召されたのです。ただ、その自由を肉の働く機会としないで、愛をもって互いに仕えなさい。(ガラテヤ5・13)
掃除機は、コードを電源プラグに差し込むだけでなく、スイッチを入れて床にあててこそ初めて部屋を掃除できます。
同じように、ただイエスを信じただけでなく、その命に溢れた霊の法則を活用していく人たちこそが、肉の支配から解放され、罪と死の法則に打ち勝って勝利の人生を歩めるのです(ローマ8・2)。
肉の王国の属国となっていた魂(古い人)はすでに十字架で死にました。
これはたった一度です。もはや肉は統治権を持っていません。
しかし、新しくなったあなたの魂の中で、しぶとくゲリラ活動を続ける肉の敗残兵たちは、日々、十字架につけて殺さなくてはいけません。
これは毎日の作業です。
私たちは日々、聖霊と御言葉によって、自分の中に残る肉の影響・罪の力の影響に気付かされていきます。
高ぶり、妬み、自己中心、情欲など、具体的に個別の肉や罪を、一つ一つ告白し、十字架につけていくのです。
これが聖化です。
これは会社の再建に似ています。
あなたの魂は破綻状態の小さな会社でした。
会社は、大企業「霊」から支援を受けて再建に取り組みます。
このため、法律上は「十字架」という更生法手続きを経て、新会社として生まれ変わりました。
旧経営陣「古い人」が更迭され、大企業からの新経営陣「新しい人」が登場しました。書類上は、すでに新しい会社です。
しかし、従業員や部署は、まだ古いままです。
新経営陣は、一人ひとりの従業員や部署を、具体的に新しい経営スタイルに沿わせて、変えていく必要があります。
これは一瞬では変わりません。日々、こつこつと進める作業です。
同じように、あなたの中の「新しい人」は、人生の歩みの中で、ますます完成されていくのです。
新しい人を着たのです。新しい人は、造り主のかたちに似せられてますます新しくされ、真の知識に至るのです。(コロサイ3・10)