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以下はカテゴリーもしくは月別「2010年4月」で絞り込んだリストです。
2010年4月30日
 

⑦しるしはあるか

 後の宮の建設地となったのは、ダビデの時代にエブス人オルナンの打ち場だった場所です。

 ダビデが先見者ガドの預言に従って、この場で祭壇を作り、生贄を捧げると、主は天からの火を下すという奇跡を起こしました。

 これは、この場が重要であることのしるしとなりました。
 
 こうしてダビデは、そこに主のために祭壇を築き、全焼のいけにえと和解のいけにえをささげて、主に呼ばわった。すると、主は全焼のいけにえの祭壇の上に天からの火を下して、彼に答えられた。(Ⅰ歴代21・26)

2010年4月28日
 

⑥準備はどうか

 戦士であり多くの血を流してきたダビデは、神の家を自分の時代に建てることは許されませんでした。

 しかし彼は周到な準備として、金十万タラント、銀百万タラントを初め、量りきれないほどの鉄、青銅、木材、石材を用意しました(Ⅰ歴代22・14)。

 これらの備えがあったからこそ、ソロモンはその治世の4年目にすみやかに事業に取り掛かることができたのです。

 ダビデは言った。「わが子ソロモンは、まだ若く力もない。主のために建てる宮は、全地の名となり栄えとなるように大いなるものとしなければならない。それで私は、そのために用意しておく。」こうして、ダビデは彼が死ぬ前に多くの用意をしておいた。(Ⅰ歴代22・5)

2010年4月27日
 

⑤環境はどうか

 ダビデの時代、イスラエル王国はまだ黎明期でした。

 近隣諸国との戦乱が絶えず、大事業を始めるには適していませんでした。

 まだ「環境」が整っていなかったのです。

 後のソロモンの治世になると、王国は全盛期を向かえ、平安を得たので、ついに宮の建設に取り掛かることができました。

 ソロモンという名前は「安息」という意味です。

 主は、ソロモンが生まれる前から、御言葉を通して、平和な時代の訪れを約束していました。

2010年4月26日
 

④霊的指導者の意見

 王であるダビデにとって、それ以上の立場にいるリーダーは地上には存在しません。

 ですが、王は霊的なアドバイサーとして預言者ナタンを常に身近に置いていました。

 ダビデは神殿建設の計画の当初からナタンに助言を求め、ナタンは神から受けた預言を忠実に告げました。

 ナタンはこれらすべてのことばと、これらすべての幻とを、そのままダビデに告げた。(Ⅰ歴代17・15)

 
先見者(預言者の別称)ガドも重要人物です。後に宮の所在地となった「エブス人オルナンの打ち場」は、もともとダビデが先見者ガドの預言に従って訪れた場所でした。

2010年4月24日
 

③家族の一致

 神殿の建設についてダビデが家族会議を開いた記録はありません。

 そもそも王の仕事の中身について、家族が意見する立場ではなかったのかもしれません。

 しかしこの決断については、さらに大きな規模での一致が必要でした。

 国民の一致です。

 ダビデはソロモンに仕様書を託すと同時に、国のリーダーたちにたいして、神の宮を作るために必要な資材を捧げるようにと励ましました。

 「そこで、きょう、だれか、みずから進んでその手にあふれるほど、主にささげる者はないだろうか。」(Ⅰ歴代29・5)

2010年4月23日
 

②聖霊の促し

 ダビデが神殿建設プロジェクトをバトンタッチするとき、彼は息子ソロモンに神殿の設計図(仕様書)を授けました。

 ダビデはその子ソロモンに、玄関広間、その神殿、宝物室、屋上の間、内部屋、贖いの間などの使用書を授けた。御霊により彼が示されていたすべてのものの仕様書であった。(Ⅰ歴代28・11‐12)

 「これらすべては、私に与えられた主の手による書き物にある。彼(ソロモン)は、この仕様書のすべての仕事を賢く行う」(Ⅰ歴代28・19)

 これは「御霊により」示されたものでした。ダビデ自身も「主の手による書き物」だと説明しています。

 神はただ言葉を与えただけではありません。神殿の詳細な設計図をダビデに啓示していたのです。

 これは聖霊の導き・促しです。

2010年4月22日
 

主の宮の建設に見る「決断の7つの要素」 

 聖書が教える「決断の7つの要素」を学んだところで、ここからは聖書自体からケーススタディーを見ていきましょう。

 テーマは、主の宮の建設です。

 旧約時代、イスラエル王国がその威信をかけて決行した前人未到の大プロジェクトがありました。別名、「ソロモンの神殿」と呼ばれる「主の宮」の建設です。

 ダビデとソロモンの2世代の王朝に渡り準備・実行されたこの計画は、工事期間が(王宮建設と合わせて)20年間に及び、15万3600人が従事しました。

 完成式典では公式記録として牛2万2000頭、羊12万頭がいけにえに捧げられ、非公式記録ではさらに数え切れないほどのいけにえが捧げられました。

 まさに空前絶後です。

 王国の繁栄の象徴として後世に名を残すこのプロジェクトは、いかに決断されていったのでしょうか。

 そのプロセスを「決断の7つの要素」から見てみましょう。

2010年4月20日
 
まとめ

決断の7つの要素を振り返ってみましょう。

 ①神の言葉を握る
 ②聖霊の促し
 ③家族の一致
 ④霊的指導者の意見
 ⑤環境はどうか
 ⑥準備はどうか
 ⑦しるしはあるか

 これら7つの要素は、ときには複雑に重なり、単純に区分できないこともあります。7つ全部が揃わないときもあります。

 結婚、転職などは7つ全部が大切ですが、夕飯のメニューは家族の同意があれば充分です。決断内容の重要度に従って、柔軟に適用して下さい。

 また、立ち止まって決断するときもあれば、動きのなかで決断していくときもあります。

 自転車のギアチェンジは走行中だからこそできます。あまり慎重になりすぎてしまうと逆に動けなくなります(伝道者11・4)。
2010年4月19日
 

⑦しるしはあるか

 ①②は神から、③④は人から、⑤⑥は状態から聴くことでした。

 そして最後に⑦で神から与えられるしるし(サイン)を見分け、確認します(マタイ16・3)。

 ギデオンは主の使いが現れたとき、しるしを求めました(士師記6・17)。

 ミデヤン人との戦いの前にも、これが主の御心であることを確かめるため、羊の毛の露によるしるしを2回も求めました(士師記6・36-40)。

 パウロはマケドニヤ人の夢を見て、神が用意した宣教先だと確信しました(使徒16・9-10)。

 神が与えるしるしは、超自然や奇跡、2~3人の証言の一致、預言、必要な人との出会い、夢、など様々なものがあります。

 また、①~⑥までの項目で、まだ満たされていなかった条件が超自然的に満たされることも、ときにしるしとなります。

 これがあなたへの主からのしるしです。主は約束されたこのことを成就します。(イザヤ38・7)

2010年4月16日
 

⑥準備はどうか

 周囲の環境・条件が揃っていても、準備不足だと進めないときがあります。

 パウロのために主はトロアスで扉を開きましたが、助け手であるテトスが不在だったのでパウロは無理に動きませんでした(Ⅱコリント2・12-13)。

 主が開いた扉でさえ、準備が充分でなかったので通らなかったのです。

 ダビデは準備を大事にする人でした。ゴリアテとの戦いを決意したのは、瞬発的な信仰だけでなく、羊飼いとして羊を守り獅子や熊を打ち倒す経験を積んでいたからです。

 このしもべは、獅子でも、熊でも打ち殺しました。あの割礼を受けていないペリシテ人も、これらの獣の一匹のようになるでしょう。生ける神の陣をなぶったのですから。(Ⅰサムエル17・34-36)

 ダビデは後に王になったとき、部下に横暴な無法者がいることを知りましたが、まだ自分には彼らを取り締まる力がないことを認め(Ⅱサムエル3・39)、その任は息子ソロモンに委ねました(Ⅰ列王記2・5-6)。自分の能力を客観的に見たのです。

2010年4月14日
 

⑤環境はどうか

 神は、あなたが置かれている環境・状況を通した摂理的な導き方もします。

 ユダヤ人だったエステルはペルシャで王妃でしたが、ユダヤ人壊滅計画が進むときに王にお願いして、この危機を回避させました。

 伯父モルデカイはエステルに「あなたがこの王国に来たのは、もしかすると、この時のためであるかもしれない」(エステル4・14)と告げています。

 この「エステル記」は、聖書の中で唯一「主」や「神」という言葉が登場しない書です。一見すると、神がどのように導いているかわからない、けれどそんな環境でも、彼女は神の摂理にそった決断(活躍)をしました。

2010年4月13日
 

④霊的指導者の意見

 正しい聖書信仰を持つ熟練したリーダー(牧師、長老、信仰の良き先輩、霊的な親など)からアドバイスを受けてください。

 聖書で活躍するヒーローたちには、彼らを育てる良きリーダーたちがいました。

 ヨシュアにはモーセ、ダビデにはサムエル、テモテにはパウロという指導者がいました。

 その昔、レハブアムという王は、古参の長老たちの意見を軽視し、同世代の若者たちの意見だけを採用した結果、国の分裂を招きました(Ⅰ列王記12章)。

 霊的リーダーの言葉に従う「謙遜さ」は、神からの恵みを受ける秘訣なのです。

 同じように、若い人たちよ。長老たちに従いなさい。みな互いに謙遜を身に着けなさい。神は高ぶる者に敵対し、へりくだる者に恵みを与えるからです。(Ⅰペテロ5・5)。

2010年4月12日
 

③家族の一致

 家族とは、聖書が語る共同体の最小単位で、神が大切にしている価値観です。

 私たちは、「正しい決断」をしたいと願いますが、じつは、ときには、決断の内容や方向自体よりも、「そのプロセスに一致があるかどうか」によって神からの祝福が決まります(詩篇133)。

 旧約聖書のヒーローの一人、ヨシュアは家族の一致を意識してイスラエルの民に宣言しました。

私と私の家とは、主に仕える。(ヨシュア24・15)

 どの程度の一致が必要なのか、は決断内容によって様々です。しかし結婚している人は特に配偶者の同意が原則です。夫と妻は一つだからです(エペソ5・22-33)。

 また、子どもへの配慮も必要です(エペソ6・4、コロサイ3・21)。

 決断の内容によっては、家族を超えて、会社や教会など、広い意味でグループ全体の一致が必要なときもあります。

2010年4月 9日
 

②聖霊の促し

 ときどき、私たちは「これぞ主の御心だ!」と御言葉を自分に都合よく誤解しがちです。


 また、サタンもときに聖書の御言葉を誤用させて、一見聖書的だが決して霊的とは言えない判断をさせようとします(マタイ4・6)。

 これらを防ぐためには、聖霊の促しを感じ取ることです。聖霊があなたに、それをするようにと導いている感覚です。

 ピリポは聖霊に促され、エチオピアの宦官に近づきました(使徒8・29)。

 ペテロは聖霊によって、コルネリオの部下たちを受けいれました(使徒10・19)。

 パウロは聖霊によって、宣教先を変更しました(使徒16・6)。

 エルサレムで会議を開いた使徒・長老たちは、御言葉(使徒15・16-18)だけでなく、聖霊の導きを受けて決定を下しました。ですから彼らは次のように宣言しました。

 聖霊と私たちは、次のぜひ必要な事のほかは、あなたがたにその上、どんな重荷も負わせないことに決めました。(使徒15・27)

2010年4月 8日
 

決断の7つの要素 ~聖書が教える確かな選択方法~

 聖書に登場するヒーローたちは、決断の達人でした。

 彼らは神の御心を求め、ときに大胆にときに慎重に決断を下し、その時代に価値ある足跡を残しました。

 彼らが決断の際に頼りとしたチェック項目は、現代の私たちにも通用する真理です。

 就職、進学、引越、結婚、マイホーム購入など大切な選択をするとき、転職、昇進、教会開拓、海外移住など人生の新たな段階を迎えるとき、今から紹介する7つの要素を確認して下さい。

 順番に吟味していくなら、神の御心にそった価値ある判断を下していくことができるでしょう。


①神の言葉を握る

 
決断とは、まだ見ぬ未来を選び取る信仰です。神への信仰に立って決断を下すなら、その土台は神の言葉でなければいけません(ルカ1・45、ローマ10・17)。

2010年4月 5日
 

エピローグ ~新しい天と地~

 アダムとエバの失敗以来、神は4つの時代を通して、私たちのための救いの計画を実現していきました。

 誰も、自分の努力や資格や才能で救われた者はいませんでした。神の目にかなう正しい人間は、誰もいませんでした。

 すべての時代を通して、救いは神の恵みにたよる信仰で得るものでした。

 「恵み」とは、受ける価値のない者たちが受けることができる特別な愛です。神の4重の栄光は、ひとまとめにして言うならば、神の恵みの栄光なのです。

 それは、神がその愛する方(イエス・キリスト)にあって私たちに与えてくださった恵みの栄光が、ほめたたえられるためです。(エペソ1・6)

 
 最後に、千年王国のさらに先に待ち受けている、聖書の物語の壮大なハッピーエンドをここで簡潔に紹介します。

 千年が終わると、それまでの天と地(つまり現在の宇宙と地球)は終わり、そして白い御座の裁き(通称・最後の審判)が行われます。歴史上のすべての人間は神の前で裁かれますが、すでに4つの時代の中で救われた人々は、もはや裁かれません(黙示録20・11-15)。

 そして、ここから先は、まったく別次元の新天地が始まります。

 また私は、新しい天と新しい地とを見た。以前の天と、以前の地は過ぎ去り、もはや海もない。(黙示録21・1)

 

2010年4月 2日
 

神の愛の高さ

 私たちに最高の報いを用意してくれる神の究極の御心は、神の愛の高さの現れです(エペソ3・18)。

 聖書は、私たちがただ救われただけでなく、イエスと同じ天の座に置かれた、と書いています。これは、私たちを救い、天での高い地位まで引き上げ、豊かな相続財産を備えてくれる神の愛の高さです。

 しかし、あわれみ豊かな神は、私たちを愛してくださったその大きな愛ゆえに、罪過の中に死んでいたこの私たちをキリストとともに生かし、――あなたがたが救われたのは、ただ恵みによるのです。――キリスト・イエスにおいて、ともによみがえらせ、ともに天の所にすわらせてくださいました。(エペソ2・4-6)

 一人の若い社員が、社長に呼び出され、高層ビルの最上階を訪れます。するとそこには、社長室があり、一緒に役員室がありました。

 見るとその机の一つには、その若者の名前が書いてありました。なんと社長の寵愛を受けた彼には、大抜擢されて重役の椅子が用意されていたのです。

 若者は、何もそれに見合う成果はあげていません。ただ、一方的な恵みです。

 社長は言います。

 「君の地位はもう確保されているから安心したまえ。ただしまだ実力が足りない。今はいったん仮の姿として一社員としての働きに戻りなさい。実力がつき次第、随時それに見合った権限のある役職に就けていく。ただし、それは出世ではなく、本来与えられている重役の地位に戻るためのプロセスに過ぎないのだが」

2010年4月 1日
 

臨在の栄光

 究極の御心と関係が深い神の栄光は、臨在の栄光といえるでしょう。

 臨在とは、「その場に神の存在が現される、感じられる」ことです。千年王国は主が再臨し、その完全な姿を現して直接治める時代なので、完全な臨在が現れます。

 そしてこの栄光は、今の私たちが究極の御心を意識して歩むときにも豊かに表れます。なぜなら神の国を広げるために、主から聖霊が与えられ、私たちに臨んでくれるからです。

 しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。(使徒1・8)

 神の国とは聖霊による義と平安と喜びに満ちているところです(ローマ14・17)。神とチームとなって、キリストの体となって生きていくとき、聖霊が私たちを満たし、内から外へと溢れ流れていきます。

そして主の臨在のなか、救い、清め、解放、成長、変革が起こっていきます。

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